国産生薬株式会社

会社概要

会社概要
社名 国産生薬株式会社
創立 昭和46年 4月10日
資本金 70百万円
主力商品 国産生薬原科作物
従業員数 4名
代表者 代表取締役 白井 清太
所在地 本社 〒096-0065  北海道名寄市大橋116番地
TEL/FAX TEL:01654-3-3443 / FAX:01654-3-1833
E-Mail info@shoyaku.co.jp

沿革

昭和46年 4月 東京都台東区東上野に株式会社東道生薬共伸社 (発行済株式総数1万株、資本金5百万円)創立
昭和49年 5月 増資(発行済株式総数4万株、新資本金20百万円となる)
昭和54年 5月 増資(発行済株式総数8万株、新資本金40百万円となる)
昭和58年 5月 本社移転 東京都中央区日本橋本町4丁目4番地
昭和62年 1月 東京都中央区日本橋本町4丁目10番地となる(住居表示変更)
昭和62年 5月 社名変更 国産生薬株式会社と改称
昭和62年 5月 役員交替 白井義数、代表取締役社長就任
昭和62年 6月 ニチメン株式会社との業務提携締結
平成13年 4月 業務提携先、アリスタライフサイエンス株式会社に移行
平成17年 6月 本社移転 北海道名寄市大橋116番地
平成17年 6月 増資(発行済株式総数14万株 新資本金70百万円となる)
平成17年 6月 役員交代 白井清太 代表取締役就任
平成20年 5月 (財)ヒューマンサイエンス振興財団より、 ハトムギ品種「北のはと」利用権授権

■営業の目的

  1. 生薬原料、生薬および食品の売買ならびに輸出入。
  2. 薬用植物の栽培ならびに、その加工。
  3. 前各号に付帯する一切の業務。

■起業の原点

『なぜ このように原料生薬の仕入価格に差があるのだろう』
弊社は一漢方製剤メーカーの営業部長のこんな疑問から出発しました。
以来30年あまり、生薬原料作物の価格変動の振幅を縮め、生産者の再生産への意欲を阻害しない価格の模索と品質の安定、向上を目標としてきました。 (この間、生産者と需要家の橋渡しとして、いたばさみの連続でした。)
 
生産者は作物栽培において天候と価格のリスクをかかえています。とくに注目すべき点は、生薬原料作物は生産者にとって、一般作物のように転用や自家消費ができないという特性、転じて需要家にとっては、製薬原料として欠くことのできない特殊なものであることです。

  ここ数十年来、輸入生薬原料が潤沢に供給されており、需要の伸びはほとんどすべて輸入によりまかなわれてきました。現在、一部の需要家の間には、これまでの輸入を主とした原料確保が僥倖であったとの認識がひろまりつつあります。
かつての供給地での生薬原料植物の生産が、かの地での生活・経済環境の変化により年々期待しにくくなりつつあり、加えて今後は円高等の追風も望めないことを気づかれているようです。 さらに、環境保全、自然保護の見地、天産品収奪の否定、PL法、情報公開、開示の考え方の底流に見られる原料供給源の明確化、品質や安定性の確保等の必要性が鑑みられます。 これら諸事情への応答性のよい国産生薬原料作物は一層評価されつつあります。
  この社会の流れと、弊社本来の目標の合致をよろこび、微力ながら努力してまいります。

■国産生薬 株式会社の考え方

弊社は創業以来、薬用作物の安定生産、安定供給・販売を、主に卸売りを通して努めております。その間いつしか、美味で、本来の栄養面もしくは 純粋に嗜好品としての評価を期待される食材供給を通して、一般活用者のかたがたに供給できる商材の開発を願ってまいりました。

  従来の『北の恵み エゾウコギ』に加え、このたび、縁あって 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団よりハトムギ品種『北のはと』の独占的利用権を受権することができました。
その結果、食材としても活用いただける、薬食療法の用途をもち、かつ、食味の良い穀物素材を、弊社の納得ゆく手法をもって契約栽培・調製を実現した、『ハトムギ(北のはと)粉』を、一般活用者のみなさまへのお届けが叶うこととなりました。

  人は長年に渉って、世代をつなぎ、それに従い、食物も得てきました。
表裏の関係として、永く付き合ってきた食物により、人は形作られてきたとも言えましょう。
なかには、悪縁ともいえる特定の食物により個体の健康を害してきた事もありますが、摂食経験の長いものに、生命の基本をゆだねてきたことは明らかです。

  本来、文化的背景をすらもち、だんだんに形作られ、徐々に変化してきた食物と人の関係が、ここ1?2世代の間にあまりにも急激な変化をしたのではないでしょうか?
その変化は、質的(生産地、加工度、菌数など)、量的(成分の不足、栄養素構成比など)、種類(品目数、部位など)の各分野で挙げられましょう。

  弊社は、必要なヒトが、必要に応じて変化に退行することにより、日ごろ、なんとなく不自然に感じている体調の改善や、人として昔の食味を試したりするお手伝いをしてゆきたいと考えています。

  世に、人をヒトとしてとらえた、加工度を高く、濃集率を衒い、単明に機能期待・効果等を標榜若しくは暗示する健康食品はあふれています。弊社はこれらの加工・濃集・機能期待・効果等に価値を求めることは考えておりません。

  むしろ、健康な人が本来の調理食材のひとつとして選択願える加工度の健康な食品を、その方のオーソドックスな調理法で、楽しんで召上っていただくことこそ期待いたしております。 そのための活用情報はもちろん、不利益情報についてもできる限り、リンクも含めウェブを通して提供したいと考えております。
  ヒトが人に回帰するきっかけとして、皆様の楽しい食生活のほんのひと隅にでもお役にたてば幸せです。

■目標

  • ※生薬原料作物生産者の糾合と生産物販売の円滑化
  • ※生薬製剤メーカーの医療品安定供給の義務履行をサポート
  • ※生産農産物の品質に関する生産者・消費者間の合意形成をサポート

■行動

  1. 生薬原料作物の価格・品質の安定化に資する購販契約の締結
  2. 生薬原料作物の契約栽培に基いた購入と拡大の奨励、生産収入の安定確保
  3. 生薬原料作物の需要探索、供給受託
  4. 生薬原料作物の試作および生産適否の検証アシスト
  5. 地域特産としての生薬原料作物の栽培および利用、販売計画へのコンサルテーション